最新加工技術

5軸MC複合加工

事例
ユニボディ製法、複雑加工、ワンチャック複合加工

より高精度且つより複雑な加工が必要となり、2010年から複数台導入している5軸MC機。さらに高難度なミーリング加工に挑戦できるようになり、新たな加工領域へと進んでいる。

  • 一体型の複合加工部品

    業界

    医療機器

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    複合一体加工部品は、工程設計が難しいが、弊社は基本は複合NC旋盤+付加軸MCで完成させる。弊社の工程設計は、各部署の技術者が集まり、自分の工程管轄をお互い話し合い決める。各課には強みと弱みとプライドがあるので、結果最適な工程設計が出来上がる。

  • 高精度の幾何学公差:縦軸と横軸の直角度と軸の芯を高精度に合わせる複合加工技術

    業界

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    仕様

    素材:アルミ
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    見積もりの段階から発注者から難易度が非常に高いということで慎重に検討を進めた一品です。弊社ではこういった高精度の複合部品の製作に特化しているため今回のような難易度の高いものでも通常通り対応可能である。さらに難易度の高い初品(試作品/スポット品)を敢えて受注することで、社内には常に新しい技術に対する欲求がさらに高まる。ものづくりを楽しむには、常にチャレンジ精神をもって仕事に従事できるネタを常に現場に供給していく必要があると思う。

  • 一体型ヘッド加工

    業界

    生産設備

    仕様

    素材:黄銅(真鍮)
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    製品ヘッドの一体型加工実例。素材は一般丸棒材。CNC旋盤でブランク加工したのち、5軸MCでの削り出し。一体型の利点として、機能面では一般的な溶接、接着等の結合方法よりも強度が高くなること、及び、同一基準軸での加工なので、穴の芯や角度がより制度が上がること。価格面では、1つの部品且つ5軸MCを活用することで、加工工数が半減、表面処理総コスト低減、組み付け工数ゼロ化等でトータルコストが大きく下がります。そして外観面では、シームレスなので、美しい仕上がりとなります。

  • ユニボディ加工(一体型加工) 事例パート2 回転工具ヘッド

    業界

    生産設備

    仕様

    素材:アルミ
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    前回の一体型に引き続き、今回はもう少し大きいアルミ(アルマイト処理)の事例。 今回は機能性は勿論、デザイン性を含めた加工提案として作成しました。一体型のメリットは前回の事例で説明しましたが、今回はデザインの優位性についてお伝えします。 シームレスという点ですでにより美しくなります。本来接合部へのデザインは余計につながり部を際立たせることになりますが、シームレスですので、首もとは大胆なデザインの削りこみが可能となり、まっさに才色兼備な製品にすることができます。今回は大胆に人差し指と親指で首元をしっかり固定できるように大きなRカットを左右対称に入れました。

  • 内外径の芯から角度のある斜め穴、端面加工部品

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:SUS304
    ロット:50~100
    精度:1/100~1000mm

    説明

    外径φ10基準径に対し、外径8φ8.9、穴2-1.31、45度斜め穴2-1.6そして斜め端面をすべて5軸ワンチャック加工しました。こういった斜め加工は一昔前は特殊な治具でプライス機で加工していましたが、ここ数年で多軸MCを複数台導入しコスト、リードタイム、そして精度をワンランク上げました。

  • 内径深ミゾφ19.6深さ1.3幅1.6

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:TSC-3
    ロット:300~500
    精度:1/100~1000mm

    説明

    深ミゾ加工に対し、最近は多種多様なスローアウェイチップが市販され便利になりました。ただし最適な形状はいまだ社内作成で対応しています。できるだけチャンクを太く短く、切削油とキリコの入出部を加味して独自の形状に仕上げます。

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